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【岡崎市】断熱性能が持続可能な未来を作る:木質断熱材の力

【岡崎市】断熱性能が持続可能な未来を作る:木質断熱材の力

こんにちは。

住宅・店舗 リノベーション・新築・不動産のANDLIFE「アンドライフ」 です。

本日のブログは木質繊維断熱材についてです。

ANDLIFEが推奨するとても魅力的な素材、

高気密&高断熱+自然素材の組み合わせは、

知っておいて損はないと思います。興味のある方はぜひ読み進めてみてください。

「家をリノベーション、新築したいけど何から始めたらよいかわからない」

「自分たちらしい暮らしを実現したいけど、どこに相談したらいいのかわからない」

このようなお悩みを抱える方が多く見えます。

この記事では、家づくりの基本的な考え方から、すぐに行動できる必要なポイント、

何を相談すればよいのか、具体的に分かりやすく解説します。

リノベーション、新築工事に携わって20年以上実績のあるANDLIFEがお手伝いいたします。

実際の成功事例も交えてお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください

木質断熱材のすべて

― サステナブルな家づくりを支える自然素材断熱の魅力 ―

近年、住宅づくりにおいて「環境性能」「省エネ性」「健康への配慮」というキーワードがより重視されるようになっています。そのなかでも特に注目を集めているのが、自然素材の良さを最大限に活かした 木質断熱材(ウッドファイバー) です。

木の繊維を利用してつくられたこの断熱材は、ヨーロッパでは一般的な存在ですが、日本でもサステナブル建築の普及に伴い急速に広がりを見せています。本記事では、木質断熱材の基礎知識から性能、施工方法、価格、デメリット、最新市場動向まで、家づくりの参考になる情報を「体系的」にまとめました。


木質断熱材とは何か?

木質断熱材の基本と種類

木質断熱材とは、木材を細かく繊維状にした自然素材の断熱材のことです。一般的には、木材加工の際に発生する端材や間伐材を原料として利用し、それらを特殊な加工によってシート状、ボード状、吹込み用などに成形します。

主な製法と種類は次の通りです。

● ドライ製法(乾式)

木の繊維同士を、木が本来持っているリグニンという成分で固着させる方法。化学接着剤を用いず、木本来の性質を活かしつつ高い環境性能を実現します。シュタイコ(STEICO)などの欧州メーカーがこの方式を採用しています。

● ウェット製法(湿式)

水と合わせて繊維を絡ませる製法で、高密度で頑丈なボードが作られます。耐久性が高く、外部や構造躯体の補強にも使われる万能型。

● 形状の種類

  • 外張り断熱用ボード

  • 壁充填用マット

  • 吹込み用ウッドファイバー
    用途に合わせて選べるラインナップが揃います。


木質断熱材の特徴と利点

木質断熱材が注目される最大の理由は、その「自然素材としての性能」の高さにあります。

● 断熱性能が高い

木繊維内部に空気層が多く含まれ、熱を伝えにくい構造が自然とできあがります。

● 優れた調湿性

木は湿気を吸ったり放出したりする性質があり、壁内の結露を抑える効果も期待できます。

● 夏に強い断熱性能

木質断熱材は比熱が高く、熱の侵入が遅いため、真夏の室温上昇を大幅に遅らせることができます。
→ 日本の気候に非常にマッチします。

● 自然素材で安心

化学物質を含まないため、アレルギー体質の人や小さな子どもがいる家庭にも適しています。


木質と他の素材との比較

種類 性質 メリット デメリット
木質断熱材 木繊維 調湿性・比熱が高い。夏涼しい。自然素材 価格が高め
グラスウール ガラス繊維 低価格・汎用性 施工不良で性能低下
ロックウール 岩石由来 不燃性が高い 重量がある
ウレタン系 化学系 高断熱・気密性 化学成分のリスク
セルロース 新聞紙 調湿性高い 吹込み施工の品質差が大きい

とくに「夏の涼しさ」を重視する場合、木質断熱材は他を大きくリードします。


木質断熱材の環境への貢献

持続可能な建材としての木質断熱材

木質断熱材の原料は、間伐材や使用できなかった木材。つまり、森林循環に寄与しながら資源を有効活用できるエコ素材です。

  • 製造時のCO₂排出が少ない

  • 木が持つ炭素を固定する

  • 廃棄しても環境負荷が小さい

まさに“循環型社会”に適した断熱材と言えます。


木質断熱材が実現するエコライフ

木質断熱材を採用した住宅では、以下のような効果が表れます。

  • 冬に暖かく夏に涼しい → 冷暖房費が大きく削減

  • エネルギー消費を抑える → CO₂排出量の低下

  • 室内の温度・湿度が安定 → 健康性の向上

人にも地球にも優しい“エコライフ”が自然と実現します。


自然素材としての安心感

自然素材の持つ優しさ、柔らかさ、香りは、ビニールや化学素材では得られない心地よさを生みます。

  • 化学物質に敏感な人

  • 赤ちゃんのいる家庭

  • 自然派志向の暮らし

こうした観点からも木質断熱材は高く評価されています。


木質断熱材の性能分析

断熱性能と熱伝導率

木質断熱材の熱伝導率は 0.038〜0.045W/mK 程度で、一般的な断熱材と同等です。

しかし、真価はその「比熱の大きさ」にあります。

  • 木質断熱材の比熱:約2100J/kgK

  • グラスウール:約800J/kgK

比熱が大きいほど、熱が室内に伝わるまで“時間差”が生まれるため、夏場の暑さに圧倒的に強くなります。


防音・吸音機能の特徴

木繊維の多孔質構造により、優れた吸音性能を持ちます。

  • 隣室の生活音の軽減

  • 外部の交通音の低減

  • 音の響きを和らげる調音効果

とくに密度の高いボードタイプは防音材としても利用されています。


調湿・透湿の効果

木質断熱材は“呼吸する断熱材”とも言われます。

  • 湿気の吸収と放出

  • 壁内結露を抑える

  • カビや腐朽を防止

  • 室内環境を安定化

高温多湿の日本に相性が良い最大の理由がこの透湿性です。


木質断熱材の施工方法

施工の流れと注意点

一般的な施工の流れは以下の通りです。

  1. 下地調整、気密施工

  2. 断熱材の充填または外張り

  3. 防風透湿シートの施工

  4. 気密シートの貼付

  5. 内外装仕上げ

注意点としては

  • 隙間なく入れる

  • 気密・透湿計画を正しく行う

  • メーカー仕様に従う

これらを守ることで性能を最大化できます。


日本国内での施工実例

近年は、以下のジャンルで採用が増えています。

  • 高性能住宅

  • パッシブハウス

  • コンテナ改装や店舗内装

  • 古民家リノベーション

  • 断熱改修リフォーム

熱容量の大きさが「夏涼しい住宅」を実現しやすく、気密施工とも相性抜群です。


DIYでの施工の可否

木質断熱材のDIYは可能ですが、次の理由から「壁・屋根はプロ施工推奨」です。

  • 隙間施工のリスクが大きい

  • 透湿・気密処理が難しい

  • 専用工具が必要な場合もある

  • 施工ミスはカビや結露の原因に

部分的な床断熱や簡易施工ならDIYも選択肢に入ります。


木質断熱材の価格と選び方

国産と輸入品の価格差

一般価格は以下の通り。

  • 国産材:7,000〜10,000円/㎡

  • 輸入材(欧州):9,000〜15,000円/㎡

輸入品は輸送コストが上乗せされ高めではありますが、製品の歴史と性能の安定性は大きな魅力です。


シュタイコ断熱材の価格と性能

欧州ブランドの代表「シュタイコ」は、木質断熱材のパイオニアと言える存在です。

  • 高い比熱+透湿性能

  • パッシブハウス認定

  • 外張り・充填・床すべてに対応

  • 長年の実績による高い信頼性

価格はやや高めですが、「夏の涼しさ」や「健康性」を重視する人には最適な選択肢です。


コストパフォーマンスを考えた選択肢

選び方のポイントは以下の3点。

  1. 住宅の構造に適合するか

  2. ライフスタイルや価値観に合っているか

  3. 初期投資とランニングコストのバランス

木質断熱材は初期費用こそ高いものの、
冷暖房費削減+住宅寿命の延伸 により、長期的には十分回収できるケースが多く見られます。


木質断熱材のデメリットとは?

よくある懸念とその対応策

木質断熱材の主な懸念は以下の通り。

  • 価格が高い

  • 供給が不安定(輸入品の場合)

  • 施工に技術が要る

  • 燃えやすいのでは?という誤解

→ 実際は木質断熱材は炭化しやすく延焼しにくいため、防耐火性能も十分確保されています。
また、近年は国内供給体制も強化されつつあります。


湿気による影響について

木質断熱材は湿気に強いものの、下記の点に注意が必要です。

  • 壁内の湿度設計が誤っている場合

  • 外壁通気が十分でない場合

  • 気密処理が疎かになっている場合

これらはすべて施工計画で防げるため、信頼できる施工者に依頼することが重要です。


長期使用における課題

木質断熱材の耐用年数は50〜80年とも言われ、住宅寿命を超えるケースもありますが、下記の対策が必要です。

  • シロアリ対策

  • 雨仕舞いを徹底

  • 通気と透湿設計を適切に行う

これらを守れば長期的に安心して利用できる断熱材です。


木質断熱材の未来

新たな技術革新と展望

木質断熱材は現在も進化を続けており、

  • 高密度化による遮音性向上

  • 難燃性能の向上

  • 大判ボードの普及

  • カーボンニュートラル建材化

  • 生産体制の国内化

といった技術革新が進んでいます。


持続可能な住まいづくりにおける役割

現代の家づくりでは

  • ZEH

  • LCCM住宅

  • パッシブハウス

  • 高性能リノベーション

など、省エネと環境性能が求められています。

木質断熱材は、これらの要件を満たしながら自然素材の豊かさや安心感を両立できるため、未来の住宅のスタンダード素材になると期待されています。


今後の市場動向と注目メーカー

注目メーカーは次の通りです。

  • STEICO(シュタイコ)

  • GUTEX(グテックス)

  • HOMATHERM(ホーマサーム)

  • 国内メーカーの新規参入も増加中

環境規制や省エネ基準の強化により、日本でも木質断熱材市場は確実に拡大していくとみられています。


まとめ|木質断熱材は「環境・快適・健康」を満たす次世代断熱材

木質断熱材は

  • 夏涼しく冬暖かい

  • 調湿性が高く結露しにくい

  • 自然素材で安心

  • 環境負荷が小さい

  • 長寿命で住宅の価値を高める

という、他の断熱材にはない魅力を多く備えています。

サステナブルな家づくり、自然と共生する暮らし、健康的で快適な住環境を求めるなら、木質断熱材は最良の選択肢の一つです。