blog

【岡崎市】そとん壁のメリットを徹底解説!自然素材の力

【岡崎市】そとん壁のメリットを徹底解説!自然素材の力

こんにちは。

住宅・店舗 リノベーション・新築・不動産のANDLIFE「アンドライフ」 です。

本日のブログはそとん壁についてです。

自然素材で内外に使えるとても魅力的な素材、

ANDLIFEの家づくりにおいて欠かせない素材、

知っておいて損はない内容となっていますので、興味のある方はぜひ読み進めてみてください。

「家をリノベーション、新築したいけど何から始めたらよいかわからない」

「自分たちらしい暮らしを実現したいけど、どこに相談したらいいのかわからない」

このようなお悩みを抱える方が多く見えます。

この記事では、家づくりの基本的な考え方から、すぐに行動できる必要なポイント、

何を相談すればよいのか、具体的に分かりやすく解説します。

リノベーション、新築工事に携わって20年以上実績のあるANDLIFEがお手伝いいたします。

実際の成功事例も交えてお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください

そとん壁とは?基本知識と特徴

そとん壁の定義と由来

そとん壁とは、主に九州南部・鹿児島県や宮崎県に広く分布する「シラス」と呼ばれる火山噴出物を主原料とした外壁材です。シラスは数万年前の大規模噴火によって堆積した天然の白色火山噴出物で、その性質はとてもユニークです。無数の微細な穴を持つ多孔質素材でありながら、シリカ成分が非常に多く、耐水性・耐久性に優れています。

そとん壁は、この天然シラスを活かして開発された外壁仕上げ材で、人為的な化学物質を含まず、自然素材のみで構成されている点が大きな特徴です。製造段階において添加材をほとんど使用しないため、自然素材志向の住宅やサスティナブル建築で特に注目されるようになりました。

「そとん」という名称は「外壁(そと)」と「シラス(白土)」の語感を組み合わせたもので、自然素材ならではの温かみと風合いを表現したブランド名として定着しています。

自然素材としてのそとん壁の特性

シラスの粒子はとても細かく、多孔質でありながら水分を吸収しすぎない特性を持っています。これは一般的な土壁と大きく異なる点です。たとえば土壁の場合、湿度が高いと素材が吸水しすぎて脆くなることがあります。しかし、シラスはその多孔質構造によって湿度を適度に吸放湿しながらも、構造的に崩れにくいという特性を持っています。

さらに、シラスは天然の化学反応によって自己硬化を進める特性があり、外壁材として高い耐久性を発揮します。そのため、樹脂系外壁材のように経年劣化したら再塗装するという必要性が少なく、「長寿命でありながらメンテナンス費用を抑えられる外壁材」としても評価されています。

自然素材であるため、施工後の外壁には独特のナチュラル感が生まれます。光の当たり方によって陰影が変わる仕上がりは、人工的なサイディング材にはない深みを感じさせます。

そとん壁の使用例と施工事例

そとん壁は、戸建住宅から店舗、公共施設まで幅広く採用されています。特に以下のような建築でよく見られます。

  • 自然素材住宅

  • パッシブデザイン住宅

  • 古民家リノベーション

  • カフェやベーカリーなどの店舗外観

  • 地域のコミュニティ施設

独特のデザイン性と自然な質感のため、和風建築から北欧風・モダンなデザインまで幅広く調和します。平滑仕上げ・掻き落とし仕上げ・スチロゴテ仕上げなど、多くの表情が表現できるため、建て主の個性を引き出せる外壁材として人気が高まっています。


そとん壁のメリット

調湿性能と快適な住環境

そとん壁の大きな特徴は、シラス特有の吸放湿性能です。外壁材が湿度を自動調整してくれることで、室内環境が一定に保たれ、結露の発生も抑えられます。特に梅雨〜夏の湿度が高い時期には効果を実感しやすく、湿気による建材の劣化やカビの発生を抑制します。

また、湿度の調整だけでなく、防臭・空気清浄効果も期待できます。多孔質内部の空隙がホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着するため、より健康的に暮らせる室内空間をつくることにもつながります。

デザインの自由度と外観の多様性

そとん壁は表面仕上げの自由度が高いことでも知られています。よく採用される仕上げには次のようなものがあります。

  • 掻き落とし仕上げ:表面を粗く削り、自然な表情を出す

  • スチロゴテ仕上げ:柔らかな波模様を形成

  • 押さえ仕上げ:フラットで上品な印象

  • リシン吹き付け風仕上げ:細かな凹凸をつける

これらはすべて自然素材の風合いを活かす仕上げで、光の陰影によって豊かな表情が出ます。外観デザインを重視する人には大きなメリットとなります。

メンテナンスの簡易さと耐久性

そとん壁はほとんどメンテナンスが必要ない外壁材として知られています。一般的なサイディング外壁は10〜15年で再塗装が必須ですが、そとん壁は再塗装が不要の場合が多く、長期的に外壁コストが抑えられます。

また、シラスは無機質素材のため紫外線にも強く、色褪せが起こりにくいというメリットもあります。自然素材なのに耐久性が高く、ランニングコストを抑えたい人にとっては大きな魅力と言えます。

自然素材による環境への配慮

そとん壁は100%自然由来の材料で作られているため、製造・施工・廃棄のすべてのフェーズにおいて環境負荷が非常に低い素材です。化学物質を含まないため、住む人だけでなく施工する側にとっても安全で、地球環境への配慮が必要な現代の建築に適した外壁材と言えます。

カーボンニュートラルを意識した住宅づくりや、自然との共生を大切にしたい施主には非常に相性の良い外壁材です。


そとん壁のデメリット

価格の導入時リスクと後悔

そとん壁の唯一と言ってよいほどのデメリットは「初期費用が高いこと」です。一般的なサイディング外壁と比べると、1.5〜2倍のコストがかかる場合があります。これは素材の原価だけでなく、左官職人による手仕事が必要となるため、施工費が高くなることが理由です。

また、職人の技術差によって仕上がりが大きく変わることも「リスク」と感じられる点です。熟練した左官職人による施工が不可欠であり、技術不足の施工店に依頼すると後悔につながる可能性もあります。

施工における注意点と課題

そとん壁は素材が自然由来であるため、施工時の気温・湿度・天候の影響を受けやすいという面があります。施工タイミングを誤ると乾燥不良やムラが発生し、耐久性が落ちてしまう可能性があります。

また、施工期間が他の外壁材よりも長くなる傾向があるため、工期管理も重要です。梅雨時期や冬場には特に施工管理が求められます。

劣化と維持管理のポイント

そとん壁は長寿命ですが、全く劣化しないわけではありません。特に注意したいのは以下のポイントです。

  • 直射日光が長時間当たる場所の汚れ

  • 風雨が集中する部分の浸食

  • コケ・カビの発生(ただし少ない)

基本的には大きなメンテナンスは不要ですが、数年おきに軽い洗浄や点検を行うことで、美観を長く保つことができます。


そとん壁の施工方法

通気工法の重要性とその手順

そとん壁はモルタルのように直接外壁に塗り付けるわけではなく、「通気工法」が一般的です。これは、外壁の内部に通気層を設けて湿気を逃すための構造で、そとん壁の性能を活かすために必要不可欠な工法です。

通気工法の基本手順は以下のとおりです。

  1. 透湿防水シートの施工

  2. 胴縁を用いた通気層の確保

  3. 下地モルタル塗り

  4. そとん壁の下塗り

  5. 中塗り

  6. 仕上げ材の塗布

  7. 乾燥養生

この工程のどれかが欠けると、仕上がりや耐久性に大きな影響が出ます。

シラスとW-1の素材特性

そとん壁には主に「W-1」と呼ばれる材料が使われます。これはシラスを主成分とした外装用仕上げ材で、独特の風合いと高い耐久性を持っています。

W-1は粘りがあり、職人による塗り付けの際に緻密な表情を作り出すことができます。一方で、扱いが難しいため技術のある職人でないと均一に施工することが困難です。

施工の流れと必要な道具

施工に必要な道具としては以下があります。

  • 左官鏝(コテ)

  • 撹拌機

  • 養生シート

  • モルタルバケツ

  • 定規・スケール

施工の流れは前述の通りですが、乾燥時間の管理が特に重要で、季節や天候に応じて施工計画を調整する必要があります。


そとん壁と他の外壁材の比較

シラス壁との違いと選び方

よく混同される「シラス壁」と「そとん壁」ですが、用途が異なります。

  • シラス壁:内装用(調湿・消臭に優れる)

  • そとん壁:外装用(耐久性・耐水性に優れる)

外観に使用するならそとん壁一択ですが、内装と外装で統一感を出したい場合は両者を使い分けることで、家全体に自然素材の心地よさを広げることができます。

通常の外壁材との性能比較

一般的な外壁材との比較では以下のようになります。

外壁材 メンテ周期 初期費用 耐久性 デザイン性
サイディング 10〜15年で再塗装 安い 普通 標準
ALC 中程度 高い 標準
そとん壁 メンテほぼ不要 高い 非常に高い 高い

長期的に見れば、そとん壁はランニングコストが低く、耐久性に優れています。

デザイン性の違いと選ぶ基準

デザイン重視で選ぶなら、そとん壁は非常におすすめです。自然な陰影と深い質感は、人工的な外壁材では表現しにくい魅力です。

選ぶ基準としては、以下が参考になります。

  • 自然素材を使いたいかどうか

  • ランニングコストを重視するか

  • 家の外観に個性を持たせたいか

  • 職人の施工力が確保できるか


そとん壁の価格帯

施工費用の相場

そとん壁の施工費用は一般的に 1㎡あたり10,000〜15,000円 が相場です。
延床30坪程度の住宅の場合、外壁面積が約120〜150㎡となるため、120〜200万円程度 が目安となります。

価格に対する価値の考察

初期費用は高いものの、再塗装がほぼ不要であることを考えると、長期的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。また、自然素材の価値・デザイン性・環境配慮を重視する施主にとっては、金額以上の満足感が得られます。

保証とアフターフォローの重要性

そとん壁は素材自体は長寿命ですが、施工品質によって耐久性が大きく変わります。そのため、施工店の保証内容やアフターフォローは必ず確認すべきポイントです。

  • 施工後の点検体制

  • 不具合発生時のサポート

  • 左官職人の経験値

これらは価格以上に重要なチェック項目です。


そとん壁に最適な色と仕上げ

色の選び方とその影響

そとん壁の色は「白系」「グレー系」「ベージュ系」など、自然素材らしい落ち着いた色味が中心です。
色選びのポイントは以下の通りです。

  • 白系:明るく清潔感、汚れはやや目立つ

  • グレー系:モダンで汚れも目立ちにくい

  • ベージュ系:自然素材との相性が良い、優しい印象

仕上げ方法による風合いの違い

仕上げによって家の印象は大きく変わります。

  • 掻き落とし:自然で素朴、陰影が美しい

  • 押さえ仕上げ:現代的でシャープ

  • スチロゴテ仕上げ:柔らかな表情

  • くし引き:アクセントをつくれるデザイン性

素材の魅力を最大限引き出すためには、建物の形状・デザインとのバランスを考慮することが大切です。


家づくりにおけるそとん壁の位置付け

家の設計時に考慮すべき要素

そとん壁を採用する際には、以下の点を考慮する必要があります。

  • 外壁の形状(凹凸が多いとコスト増)

  • 施工時期(冬季・梅雨は避ける)

  • 職人の確保(技術力が重要)

  • 軒の出の有無(雨掛かりの程度が耐久性に影響)

長寿命化を図るためには、そとん壁の特徴に合わせた設計が求められます。

キッチンや外部への配慮

そとん壁は自然素材であるため、油汚れが飛ぶキッチン周辺には向かないことがあります。その場合はタイルなど別素材との組み合わせが有効です。

外部については、雨樋の位置や水はねが起こる箇所を事前に把握し、施工計画に反映することが大切です。


まとめ:そとん壁選びのポイント

メリットとデメリットのバランス

そとん壁は、多くのメリットを持つ自然素材外壁材ですが、初期費用が高いため慎重な検討が必要です。
ただし、長期的なメンテナンスコスト・耐久性・デザイン性を重視する場合には非常に優れた選択肢となるでしょう。

理想の住まいを実現するために

そとん壁は、自然素材でつくる心地よい家づくりを目指す際に非常に相性の良い外壁材です。素材の特徴を理解し、信頼できる施工店を選び、適切な設計・施工を行うことで、長く美しく家を守り続ける外壁となります。

自然と共生しながら暮らす住まいを実現したい方にとって、そとん壁はきっと満足度の高い選択となるはずです。