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【岡崎市】ZEHって何?家庭のエネルギーを見直すヒント

【岡崎市】ZEHって何?家庭のエネルギーを見直すヒント

こんにちは。

住宅・店舗 リノベーション・新築・不動産のANDLIFE「アンドライフ」 です。


本日のブログはZEH住宅についてです。

ANDLIFEが大切にしているのは、「暮らしそのものをデザインする」という思想。自然素材を使い、人と地球にやさしい家づくりを通して、

住む人が“環境と共生しながら豊かに生きられる空間”をつくることです。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、まさにANDLIFEの理念と強く結びつく家づくりのアプローチです。

「家をリノベーション、新築したいけど何から始めたらよいかわからない」

「自分たちらしい暮らしを実現したいけど、どこに相談したらいいのかわからない」

このようなお悩みを抱える方が多く見えます。

この記事では、家づくりの基本的な考え方から、すぐに行動できる必要なポイント、何を相談すればよいのか、具体的に分かりやすく解説します。

リノベーション、新築工事に携わって20年以上実績のあるANDLIFEがお手伝いいたします。

実際の成功事例も交えてお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

ZEHとは?その基本を知ろう

ZEHの定義と概要

ZEH(ゼッチ)とは、**Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)**の略称で、日本語では「ゼロエネルギー住宅」と呼ばれます。
これは、住まいの断熱性能を上げ、効率的な設備を導入し、太陽光発電などでエネルギーを創り出すことで、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ以下にする住宅を指します。

つまり、これまでの家づくりが「快適性」や「デザイン」を軸としていたのに対し、ZEHはそこに省エネ性能創エネ性能を加え、家自体がエネルギーをつくり出す存在に進化したものと言えます。

背景には、気候変動問題、家庭の光熱費高騰、建物の省エネ基準強化といった社会的要請があります。
住宅は日本のエネルギー消費全体の約15%を占めるとも言われ、家庭部門の省エネ化は国の重要課題となっています。

ZEHは「省エネ × 断熱 × 創エネ」をバランスよく組み合わせ、家庭のエネルギー消費を抑えつつ、快適で持続可能な暮らしを実現するための住宅の新基準といえます。


ZEHの種類と基準

ZEHにはいくつかの種類が存在し、それぞれ定められた基準を満たすことで「ZEH」として認められます。代表的な分類は以下の通りです。

■ 一般的なZEH

・断熱性能:ZEH基準の断熱性能を満たす
・省エネ性能:高効率設備を導入
・創エネ性能:太陽光発電設備を設置し、一次エネルギー収支をゼロにする

■ Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)

太陽光発電の設置が難しい敷地条件などにより、エネルギー収支をゼロにすることが難しいケース。
「ゼロにはしきれないが限りなく近い水準」を満たした住宅。

■ ZEH+(ゼッチプラス)

・ZEHの基準を満たしたうえで
・高度な省エネ設備(HEMS、蓄電池)
・より高い断熱・省エネ性能
などを備えるワンランク上のZEH。

■ ZEH-M(集合住宅版)

マンションなど集合住宅向けのZEH基準。
「住戸単位」または「建物全体」で省エネ性能を評価。

それぞれの基準は細かく設定されているものの、共通するポイントは以下の3つです。

  1. 断熱性能が高い

  2. 省エネ設備を備え、使用エネルギーを削減している

  3. 創エネ設備を設置し、消費を相殺する

この3つの柱が、ZEHの根幹を成しています。


ZEH(ゼロエネルギー住宅)のメリット

ZEHのメリットは多岐にわたりますが、主に以下の5点が挙げられます。

  1. 光熱費を大幅に削減できる

  2. 夏は涼しく冬は暖かい快適な暮らしが実現する

  3. 災害時のレジリエンスが高い(太陽光+蓄電池)

  4. 将来の資産価値が高まる

  5. 環境負荷の少ない住まいを実現できる

エネルギー価格の上昇が続く昨今、家庭の固定費見直しという観点からも、多くの人にとって魅力の大きい住宅仕様となっています。


ZEHの導入必要性とメリット

家庭の光熱費削減に向けた効果

ZEH最大のメリットと言えるのが、光熱費の削減効果です。

ここ数年、電気代の高騰が続いており、日本全国の家庭で「電気代が以前の倍以上になった」という声も珍しくありません。
ZEHでは、

  • 高断熱仕様

  • 高効率エアコン

  • 省エネ給湯器(エコキュート)

  • LED照明

  • 太陽光発電

などの組み合わせにより、月々の光熱費が従来の住宅より数千円〜数万円安くなるケースも珍しくありません。

特に太陽光発電は、自家消費に回すことで非常に効果的に光熱費を削減できます。
昼間に発電した分を家庭で使うことで、電力会社から買う量を大幅に減らすことができるためです。


省エネ住宅としてのZEHの優位性

ZEHは従来の省エネ住宅と比べ、以下の点で優れています。

■ エネルギー消費量そのものが大きく減る

家全体の断熱性が高いため、冷暖房の効きが格段に良くなります。

■ ムラのない快適空間を保ちやすい

冬のヒートショック、夏の蒸し暑さ、結露リスクを最小限に。

■ 設備の消費エネルギーを減らせる

高効率機器を標準採用するため、省エネ性能が高い。

■ 太陽光発電による創エネ効果

「使う電気」だけでなく「つくる電気」でも差が出る。

総合的に見ると、ZEHは「光熱費を削減でき、快適性が高く、健康にも良い家」といえます。


環境への影響と社会的意義

ZEHは環境負荷の低減に大きく貢献します。

住宅部門のCO₂排出量は日本全体の約15%とされており、この数字を減らすには一戸一戸の家の省エネ化が欠かせません。

ZEHの導入は、

  • エネルギーの使用量を減らす(省エネ)

  • 再生可能エネルギーでまかなう(創エネ)

  • 化石燃料の利用割合を下げる

という観点から、脱炭素社会の重要な鍵となっています。

国は「2050年カーボンニュートラル」の実現を掲げており、住宅分野はその中核となる領域です。
つまり、ZEHは単なる“住まいの選択肢”ではなく、社会全体を支えるインフラとしての価値を持ち始めているのです。


ZEH必須要素:技術と設備

断熱性と気密性能の重要性

ZEHの根幹を支えるのが、断熱性能と気密性能です。

■ 断熱性能

一般的な住宅に比べ、屋根・壁・床・窓の断熱性が大幅に高くなっています。
HEAT20のG1〜G2クラスを採用する会社も多く、外気の影響をほとんど受けません。

■ 気密性能

C値(隙間相当面積)が1.0以下、0.5以下など高気密を実現することで、
・冷暖房効率の向上
・結露リスクの低減
など、暮らしの質に直結するメリットが得られます。

高気密・高断熱が揃って初めて本来のZEH性能を引き出せるため、施工品質が問われます。


再生可能エネルギーの活用法

ZEHの創エネの代表格が太陽光発電システムです。

  • 自家消費

  • 売電(FIT終了後は特に自家消費が中心)

  • 蓄電池との連携

これらを最適化することで、エネルギーコストを最大限に抑えられます。

太陽光以外にも、

  • 太陽熱利用

  • 地中熱利用

  • 家庭用燃料電池(エネファーム)

などが活用できるケースがありますが、一般住宅では太陽光が最も現実的で費用対効果が高い選択肢です。


システム構成と設備の概要

ZEHで一般的に採用される設備は以下の通りです。

  • 高断熱サッシ(樹脂・トリプルガラスなど)

  • 高性能断熱材

  • 高効率エアコン

  • エコキュート

  • LED照明

  • 24時間換気システム(第一種換気含む)

  • HEMS(エネルギー管理システム)

  • 太陽光発電

  • 蓄電池(ZEH+で標準化)

これらが総合的に機能することで、ZEHの基準を満たす住宅が実現します。


ZEHのデメリットと注意点

導入コストと必要な初期投資

ZEHは優れた住宅性能を持つ一方で、初期費用が上がりやすい傾向があります。

特に費用がかかるのは、

  • 高断熱仕様

  • 高性能な設備

  • 太陽光発電

  • 蓄電池

などです。
ただし、長期的に見れば光熱費削減や資産価値向上を考えると、必ずしも「高いだけ」ではありません。


デメリット克服のための対策

コスト面の課題を克服する方法としては、

  • 補助金制度の活用

  • 必要な設備の優先順位をつける

  • 太陽光の自家消費を最大化

  • 長期的な維持費を見据えた計画

などが挙げられます。

ZEHを安くつくるコツは、「すべて高性能を採用する」よりも、自分たちの暮らしに最適なバランスを探ることにあります。


実際の住まいや生活への影響

ZEHにすると暮らし方そのものが変わることがあります。

  • 室温が安定して体調管理がしやすい

  • 湿度のコントロールがしやすくなる

  • 電気を自給できる安心感

  • エアコンを使う罪悪感がなくなる

  • 夏・冬のストレスが減る

など、生活の質が向上するケースが非常に多く見られます。


ZEHに関する補助金制度

2025年までの支援制度の概要

国の政策として強力に後押しされているZEHには、さまざまな補助金制度が用意されています。

代表的なものは、

  • ZEH支援事業(経産省)

  • 地域型住宅グリーン化事業

  • こどもエコすまい支援事業(年度により名称変更)

など。

年度によって制度・金額が異なるため、毎年アップデートが必要です。


申請手続きと条件

補助金申請には、

  • ZEHビルダー/ZEHプランナー登録会社で建てる

  • 省エネ性能証明

  • 仕様書、図面、エネルギー計算

  • 太陽光の設置証明

  • 完了報告

などが必要です。

書類は多く複雑なため、一般的には住宅会社が代行します。


ZEH賃貸とマンション向けの支援制度

近年は環境施策の一環として、賃貸住宅向けのZEH補助も拡大しています。

  • ZEH-M(集合住宅向け)

  • 賃貸住宅向けZEH導入支援

などがあり、今後ますます拡大する見込みです。


ZEHの義務化と社会動向

2025年度に向けた義務化の背景

日本では2025年度から「省エネ基準適合の義務化」がスタートします。
これは、すべての新築住宅において一定以上の省エネ性能を求めるというものです。

背景には、

  • CO₂削減目標の強化

  • エネルギー安全保障

  • 住宅の最低限の性能確保

  • 国際基準との整合性

などがあります。

義務化はZEHそのものではありませんが、
2025年以降の家づくりは必然的にZEHレベルに近づくことになります。


社会におけるZEHの普及状況

ZEHは普及率こそまだ高くはないものの、年々増加傾向にあります。

特に、

  • 大手ハウスメーカー

  • 地域の工務店

  • 建築士事務所

など幅広い事業者が対応を進めており、今後は「ZEHに対応しているかどうか」が住宅会社選びの大きな基準となっていくでしょう。


今後の取り組みと政策

政府は2030年に向け、

  • 新築住宅の平均でZEHレベル

  • 2050年カーボンニュートラル

を掲げており、補助金や税制優遇の強化が期待されます。


地域別のZEH導入事例

成功事例:地域の特性を生かした家づくり

地域の気候風土に合わせてZEHを設計することで、

  • 北海道の寒冷地型ZEH

  • 沖縄の高温多湿型ZEH

  • 東海地方の温暖な気候に最適化したZEH

など、さまざまな成功事例があります。

地域性に合わせた断熱仕様や換気方式を採用することで、性能を最大限引き出すことができます。


地域ごとの制度や支援の違い

都道府県・自治体ごとに独自の補助金・助成制度を設けている場合があります。

  • 地域版の太陽光補助

  • 耐震とセットの補助

  • 蓄電池補助

  • 断熱改修補助
    など。

地域工務店はこうした制度を熟知しているため、相談してみると良いでしょう。


地域社会とZEHの未来

ZEHの普及は、以下の地域課題の解決にもつながります。

  • 停電時のレジリエンス向上

  • 地域のCO₂削減

  • 災害に強いまちづくり

  • 高齢者の健康リスク低減

  • 地域の建設業の活性化

ZEHは単に「良い家」ではなく、地域を支えるインフラとしての側面を持っています。


ZEHの将来性と今後を見る

2025年以降の展望と課題

義務化後の住宅市場では、以下が進むと見られます。

  • ZEHの標準化

  • 蓄電池の普及

  • 電気自動車(EV)との連携

  • スマートホーム化

  • 再エネの地産地消モデルの発展

一方で、価格上昇や人材不足など課題も残ります。


脱炭素社会への貢献と可能性

ZEHが広く普及すれば、住宅部門のCO₂排出量は大幅に削減できます。
また、太陽光×蓄電池×EVの組み合わせにより、家庭が小さな発電所として機能する未来も近づいています。


次世代ZEHのアプローチ

次世代のZEHは、

  • LCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス)

  • 断熱等級7の超高断熱モデル

  • 自然素材を活かしたZEH

  • パッシブデザインと組み合わせたZEH

など、より高度で環境負荷の少ない方向へ進化していきます。


まとめ

ZEHは、家計・健康・環境のすべてを支える新しい住宅のスタンダードです。
2025年以降はZEHレベルの性能が求められる時代となり、家づくりを考えるなら避けて通れないテーマです。

  • 光熱費削減

  • 快適な暮らし

  • 災害に強い家

  • 高い資産価値

  • 地球環境への貢献

これらすべてを実現するZEHは、住宅の未来そのものと言えるでしょう。