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【岡崎市】漆喰は体に優しい?健康面での正しい知識

こんにちは。
住宅・店舗 リノベーション・新築工事 ANDLIFE「アンドライフ」 です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
朝晩は寒いですが、日中は気持ちよく過ごすことができて快適ですね。
こんな時期はスポーツやバーベキューなど外遊びに最適です、楽しい休日を過ごしてください。
今日は漆喰についてのブログです、興味のある方漆喰の良いところ悪いところ、自宅に取り入れるべきなのか、
検討する材料としてご覧ください。
「家をリノベーション、新築したいけど何から始めたらよいかわからない」
「自分たちらしい暮らしを実現したいけど、どこに相談したらいいのかわからない」
このようなお悩みを抱える方が多く見えます。
この記事では、家づくりの基本的な考え方から、すぐに行動できる必要なポイント、何を相談すればよいのか、具体的に分かりやすく解説します。
リノベーション、新築工事に携わって20年以上実績のあるANDLIFEがお手伝いいたします。
実際の成功事例も交えてお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください
漆喰が体に優しい理由とは?
漆喰の基本情報と特徴
漆喰(しっくい)は、古くから日本の住宅やお城、蔵などに使われてきた自然素材の壁材です。主成分は石灰石を焼いて作る「消石灰」で、そこに植物繊維や海藻糊などを混ぜて作られます。真っ白な見た目が特徴的で、和風建築だけでなく、近年ではナチュラルモダンな住宅にも多く取り入れられるようになりました。
漆喰の大きな特徴は「自然由来であること」「調湿性があること」「抗菌性があること」です。これらは単なる見た目の美しさにとどまらず、人の体に優しい住環境を作り出す大きな要素となります。
体に与える健康面での影響
現代の住宅では、ビニールクロスや合成樹脂を使った建材が一般的ですが、それらには揮発性有機化合物(VOC)が含まれることが多く、室内の空気質を悪化させる原因となります。一方、漆喰は自然素材であり、有害な化学物質を含まないため、人体に優しい素材です。
さらに漆喰には「アルカリ性」の性質があり、カビや細菌の繁殖を抑える効果も期待できます。アトピーや喘息など、アレルギーに悩む人々からは「漆喰の家に住むようになって症状が軽くなった」という声も少なくありません。
漆喰壁とシックハウス症候群の関係
シックハウス症候群とは、新築やリフォーム後に発生する健康被害で、化学物質やカビが原因となります。頭痛やめまい、呼吸困難などを引き起こし、社会問題にもなりました。漆喰壁は、化学物質をほとんど発生させないため、シックハウス症候群の予防に効果的と考えられています。
また、漆喰には空気中の二酸化炭素を吸収して硬化するという性質があり、これにより室内空気の質を安定化させる作用も期待できます。健康志向の家づくりを考える人にとって、漆喰は非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
漆喰のメリットとデメリット
漆喰の家の健康への利点
漆喰の最大の利点は「人の体に優しい室内環境を作れる」点です。抗菌・防カビ作用、調湿作用、空気の清浄化など、健康面に直結する特徴が豊富にあります。さらにデザイン性の高さも見逃せず、和洋問わず美しい仕上がりになります。
工費や価格での後悔事例
ただし、漆喰にはデメリットも存在します。一般的なクロス壁に比べると施工費用が高くなる傾向にあります。また、左官職人の技術によって仕上がりに差が出るため、施工業者の選び方を誤ると「高いお金を払ったのに仕上がりが悪い」という後悔につながることもあります。
漆喰DIYの注意点とデメリット
DIYで挑戦する人も増えていますが、漆喰は扱いが難しく、塗りムラやひび割れが生じやすいです。プロに依頼することで美しい仕上がりを確保できますが、DIYでは「お手軽さ」よりも「手間や難易度の高さ」を理解したうえで挑戦することが重要です。
漆喰の素材とその効果
漆喰の原料と環境への影響
漆喰は石灰石を焼いて作られるため、採掘の過程では環境負荷がゼロではありません。しかし、他の建材に比べると加工がシンプルでリサイクル可能であり、環境に配慮した素材といえます。
消石灰とスサの役割
漆喰の主成分である消石灰は、空気中の二酸化炭素と反応して硬化します。さらに、藁や麻などの繊維(スサ)を加えることで強度を高め、ひび割れを防ぎます。この自然由来の補強材が漆喰の魅力の一部です。
抗菌性と調湿効果
漆喰は強アルカリ性のため、カビや細菌が繁殖しにくい環境を作ります。また、室内の湿度が高いときは吸湿し、乾燥すると放湿する「調湿効果」があり、一年を通じて快適な空気を保つことができます。
漆喰と他の素材との違い
珪藻土との比較
珪藻土も自然素材として人気がありますが、バインダー(接着剤)として化学樹脂を混ぜている製品もあるため、純粋な自然素材とは言えない場合があります。その点、漆喰は石灰が主成分でシンプルな素材構成です。
モルタルやビニールとの比較
モルタルは強度に優れますが、調湿や抗菌効果は期待できません。ビニールクロスは安価で施工が容易ですが、健康面でのメリットは少なく、長期的に見ると漆喰の優位性が際立ちます。
漆喰壁の優位性
健康性、環境性、美観を総合的に考えると、漆喰は非常にバランスの良い素材です。価格や施工難易度を考慮しても、長期的に住まいの価値を高める点で優れているといえます。
漆喰の施工方法と注意点
塗り壁の基本方法
漆喰施工は下地処理を丁寧に行うことが重要です。下地に石膏ボードやモルタルを用い、その上から複数回に分けて漆喰を塗り重ねます。
施工後のひび割れ対策
乾燥の仕方や下地の影響でひび割れが発生することがあります。施工時にスサを加えたり、適切な乾燥管理を行うことで対策可能です。
漆喰のメンテナンス方法
漆喰は基本的に長寿命で、軽い汚れは消しゴムやサンドペーパーで落とせます。ひび割れや欠けが発生した場合でも部分補修が可能で、長期的に維持しやすい素材です。
漆喰選びのポイント
メーカーの選び方と種類
漆喰には複数のメーカーがあり、それぞれに配合や仕上がりの違いがあります。純度の高い自然素材を選ぶか、施工性を高めた改良型を選ぶかで住まいの質が変わってきます。
漆喰の仕様による違い
内装用・外装用など用途に応じて仕様が異なります。屋外では防水性が求められるため、適切な漆喰を選ぶ必要があります。
価格帯とコストパフォーマンス
クロスより高額ですが、耐久性が高いため長期的に見ればコストパフォーマンスに優れます。短期的な費用よりもライフサイクルコストで考えるのがおすすめです。
実際の漆喰の効果と体験談
漆喰を使ったリフォームの成功事例
築30年の家を漆喰でリフォームした家庭では「空気が澄んで気持ちよく過ごせる」と好評を得ています。
リフォーム後の健康状態の変化
アレルギーに悩んでいた家族が、リフォーム後に症状の改善を実感した事例もあります。漆喰が健康改善の一助になる可能性は十分にあるのです。
レビューから見つける漆喰の真実
一方で「思ったより費用がかかった」「DIYが難しかった」という声もあります。利点と課題を理解したうえで選ぶことが大切です。
漆喰の歴史と文化的背景
日本における漆喰の伝統
日本では古くから城郭や土蔵に使われ、火災や湿気から建物を守る役割を担ってきました。白壁の美しさは文化財としても評価されています。
漆喰の海外での使用例
地中海地方の住宅でも漆喰が使われ、強い日差しを反射する白い壁が特徴です。世界中で自然素材として愛されてきた歴史があります。
自然素材としての価値
漆喰は単なる建材ではなく、人と自然をつなぐ文化的な存在です。サステナブルな社会において、再評価されるべき素材といえるでしょう。
まとめ
漆喰は、自然素材ならではの優しさと機能性を兼ね備えた壁材です。健康への配慮、環境への配慮、美観と耐久性のバランスを考えれば、現代の家づくりにおいても非常に有効な選択肢となります。
施工コストやメンテナンスの課題はあるものの、その価値は長期的に見れば十分に大きいといえるでしょう。